ファミリー層での人気があり、車内も広々としたタントカスタムですが、やはり一番人気のあるグレードと言えば「rs」でしょう。

普通車からの乗り換えの方からもターボ付きのタントカスタムRSが支持されており、現在も中古車価格も高く人気の理由が伺われます。

そこで今回はタントカスタムRS「SA」と他グレードとの違い、タントカスタムRSの中古市場、かしこく購入するポイント、私厳選のおススメ中古車情報などご紹介しようと思います。

 

タントカスタムRS「SA」と他グレードとの違いは?

タントカスタムには「RS」、「X」、「SA」、「トップエディション」、「リミテッド」などグレード別に分かれており、分かりにくいと思います。

そこで、私なりにですが、タントカスタムのグレードを分かりやすくご紹介しようと思います。

タントカスタム「RS」

タントカスタム最上位クラスと言えるグレードです。タントカスタム唯一のターボ搭載モデルで、ターボ搭載に伴いシャーシも専用装備となり、骨格からまるで別の車のような仕様です。

歴代タントカスタムの中でも人気のグレードで力強い走りと車内の広々とした空間が非常に人気を集めています。

 

タントカスタム「X」

タントカスタムでのベースグレードとも言えるグレードです。

こちらはタントカスタム「RS」と比べるとノンターボですが、タントカスタム「RS」より低価格で購入出来る為セカンドカーや、奥様専用の車として人気を集めています。

 

タントカスタム「トップエディション」

2014年上半期新車販売台数1位を記念したグレードです。後ほど詳しく記述しますが「SA」の搭載、インテリアを上質感を持たせるようアップグレードされたグレードと言えるでしょう。

「RS」と「X」両方にトップエディションの設定が用意されており、選択の幅を広げています。

 

タントカスタム「リミテッド」

従来オプション装備だったパーツを特別仕様として装着したのが「リミテッド」です。

「RS」ではパノラマビューモニターの装着があり、「X」ではパノラマビューモニターの追加と通常の「X」では無かった右側パワースライドドアの搭載など痒い所に手が届くグレードだと言えるでしょう。

 

タントカスタム「SA」

ダイハツ独自の予防安全技術として登場しました「SA」ですが、正式には「スマートアシスト」と言い、2012年ムーブからの装着されており、現在ではスマートアシストも進化し、「SAⅢ」に進化しています。

上記「RS」、「X」共に装着車があり、表記は「RS SA」、「X SA」とされています。

次の項目では歴代スマートアシストの内容を見てみましょう。

中古車選びに必須!SAの内容も大解剖!!

スマートアシストは2012年に登場してから「SA」、「SAⅡ」、「SAⅢ」と改良されてきました。

そこで中古車選びの時にも使える歴代スマートアシストの概要をご紹介しましょう。

・初代SAとは

初代スマートアシストの概要を見てみましょう。

・衝突警報/衝突回避支援ブレーキ

ぶつかりそうになると警報し、それ以上接近してしまった場合緊急ブレーキをかけてくれる仕組みです。

次に初代SA詳しく発動条件を見てみましょう。

衝突警報

対自動車 4~30km 対人 非対応

緊急ブレーキ

(減速15km)対自動車 4~30km 対人 非対応

・誤発信抑制制御機能

時速10km以下で、アクセルとブレーキの踏み間違いを防止し、踏み間違った場合エンジンのトルクを遮断し、メーターと警報によりドライバーに注意を促す仕組みです。

初代SAでは前方のみ対応となっています。

先行車発進お知らせ機能

信号待ちなどで先行車が発進し、3m以上離れた場合ブザーとメーター表示でお知らせしてくれる機能です。

・SAⅡの内容をご紹介

上記SAの内容の改良と追加機能を装備したシステムです。

・衝突警報/衝突回避支援ブレーキ

上記SAと同じ内容ですが、発動の条件や内容が改良されています。

警報機能

対自動車4~100km  対人4~50km/h

緊急ブレーキ

(減速20km)対自動車 4~50km 対人 非対応

・車線逸脱警報機能

初代SAには無かった機能で約60km以上のスピードで走行中、ウィンカー無しで車線を跨ごうとすると警報してくれる仕組みです。

長距離の運転中のフラツキ防止にも役立てる機能です。

・誤発信抑制制御機能

SAと発動条件は同じですが、SAでは前方のみ対応だった機能ですが、SAⅡとなり後退時にも対応されより安全性が増しました。

先行車発進お知らせ機能

SAと同様の内容そのままでSAⅡにも継承されています。

 

・SAⅢの内容をご紹介

現行のSAⅢの内容を見て行きましょう。

・衝突警報/衝突回避支援ブレーキ

内容はSA,SAⅡと同様ですが、緊急ブレーキが対人にも対応された点が大きく変化しています。

警報機能

対自動車4~100km  対人4~50km/h

緊急ブレーキ

(減速30km)対自動車 4~80km 対人 4~50km

・車線逸脱警報機能

SAⅡにも搭載されていた機能そのままでSAⅢにも搭載されています。

・誤発信抑制制御機能

SAⅡ同様の機能がそのままSAⅢにも搭載されています。

先行車発進お知らせ機能

SA初代からありますが、SAⅢにも搭載されています。

・ハイビームアシスト

SAⅢで新たに追加された機能です。すれ違う車両のヘッドライトの灯りを検出し自動的にハイビーム、ロービームの切り替えを行ってくれる機能です。

 

タントカスタムRSの中古車市場は?狙いのポイントをご紹介!

上記ではタントカスタムの「グレード」、「SA」などご紹介しましたが、実際の中古車市場や、狙い目のグレードなどご紹介しましょう。

・タントカスタムRS中古相場

現在の価格は新古車を筆頭に200万円前後で販売されており、人気カラーの「ブラック」、「ホワイト」が上位を占めています。

また、最近「レッド系」の色もじわじわ人気が出てきており、不人気カラーを払拭する形となっています。

100万円前後の車両では、走行距離4万キロ未満、SA搭載モデルが多く、SAⅡ、SAⅢと上がるとその分値段も上がっている状態です。

・タントカスタムRSの狙い目をご紹介

タントカスタムRSの狙い目のポイントをご紹介しましょう。

・不人気カラーを選択する

人気カラーは台数もあり、選びやすいですが、逆に不人気カラーは台数が少ないですが、同じような年式、走行距離など比較しても圧倒的に値段が違うケースがあります。

色に拘らない場合安く程度の良い物と巡り合う可能性がありますが、根気よく探すことが一番大事です。

・あえて初代SA、SA無しを選ぶ

上記でもご説明しましたが、SA有りと無しでは新車価格も違いはありますし、最新のSAⅢとなると販売から年月も新しくなかなか値段が下がらない状態です。

その分、初代SA搭載モデルが値段を下げて来ていますので狙い目と言えるでしょう。

 

タントカスタムRS「SA」他グレード比較、中古市場、まとめ

人気のタントカスタムRSですが、「SA」搭載でより安全に運転することが可能で運転に不慣れな方にも安心して運転出来る仕組みとなっています。

現在タントカスタムにはスマートアシストが3タイプ存在する形となっており、分かりにくい状態ですが、バージョンが新しいほど安心して運転出来る装備が充実していますが、金額も高くなっています。

もし、家族がいらっしゃる場合ですと、スマートアシスト搭載の方が安心ですし、奥様が運転される場合でも安心して運転することが可能かと思われます。

 

→ タント新型情報と燃費や値引き情報をもっと詳しく知りたい方はこちらから

 

この記事を書いた人

大吉

アラサー超えた一般的なサラリーマン。ネットサーフィンが日課。

今狙っている車はフォレスターでいずれ乗る目標の車はベンツSクラス!!

最近ハマっている食べ物は、成城石井のスモークチーズ^^