セレナにはすでに数万台販売した車に不具合が発覚し、無償で回収して対策を施すリコールが発生します。
人気のミニバンセレナも例外ではありません
そんな時には冷静に対応し、最寄りの販売店に行くことが重要となります。
Contents
ファミリー層に人気のセレナにおける不具合とその対策について
引用:http://history.nissan.co.jp/SERENA/C23/9701mc/HTML/index.htm
セレナは日産が1991年に発売したミニバンです。
その後フルモデルチェンジを繰り返し現在は5代目が発売されています。
初代でスライドドアやパワーウィンドウを世界初で採用したことから注目を浴び、2代目からは両側のドアをスライドドアにして車の乗り入れを楽にしたのでファミリー層からの人気が高く、今でもミニバンの中ではトップクラスとなっています。
4代目のセレナからはエンジンルームにサブバッテリーを搭載したスマートシンプルハイブリッドが燃費の向上を成功させ、さらに他社のミニバンよりもコスパが良いために人気を得ている車です。
引用:http://history.nissan.co.jp/SERENA/C24/0112/index.html
しかしそんな人気のセレナに、何度か不具合が生じたことでリコールがありました。
2013年にはエンジンから異音が出たり不快な振動があるという不具合でした。
急加速のような運転を繰り返すとエンジンマウントのゴムが損傷することが原因で、このような現象が出た場合にはエンジンマウントインシュレーターを無料で交換するという対策がとられました。
2016年にはアイドリングストップ機能が付く車において、アイドリングストップ後に再始動できなくなり発電機が壊れる恐れもあるというもので、対象車の発電機を耐作品と交換するというものでした。
また2017年にはブレーキシステムとなるABSアクチュエーター内のポンプの調節が一部適切ではなく内部のシールが破損したり、最悪の場合はABSが作動しないという危険性があるというもので、アクチュエーターの製造番号を確認し対象となる場合は交換するという処置が採られています。
さらに々2017年に、エンジンを制御するコンピューターの駆動トルク診断を誤ってエンジン警告灯を点灯したり加速不良を起こすことがあるということでコンピューターの対策プログラムを無料で書き換えるという対策が採られたという経緯があります。
人気のセレナとこれまでのリコール内容の情報
引用:http://history.nissan.co.jp/SERENA/C25/0505/STYLE/main1.html
セレナは7人乗り、8人乗りのワンボックスカーとしてはかなりの人気を誇っています。
エンジン性能が良く、2リッターの直4エンジンでもそれなりのパワーを発揮しております。
最新モデルではハイブリッドが人気が高く、このクラスにおいては良好な燃費性能を誇っています。
デザイン性も優れていて、迫力を感じられるフロントマスクや、エアロパーツも標準装備されていることも人気の理由です。
引用:http://history.nissan.co.jp/SERENA/C26/1011/point_gallery.html
スポーツパッケージに該当するモデルも高い評価を得ていて日産独自に開発をしたプロパイロットも機能として備わっています。
自動安全ブレーキシステムや駐車する際のアシスト機能も充実してることもセレナの魅力です。維持費用も少なくでき、排気量が少ないために車税を安くできることも特徴です。
セレナはこれまでのモデルでも人気が高かったことは事実ですが、リコールも度々起きていることも事実です。
主なリコール内容はアイドリングストップ機能に問題がありました。ストップ時から発進させる際に回路がショートしてしまう可能性があり、リコールに発展したことがあります。
ABS機能に問題が見つかったこともあり、ブレーキ液が少なくなってしまい、最悪の場合ではABSが作動しないことから同じようにリコールされています。
引用:http://history.nissan.co.jp/SERENA/C25/0505/STYLE/main1.html
最後は2017年に発表された内容があり、回路基板の半田に問題が生じていて、特に暑い中を走行していると自動車が発火してしまう可能性があるためにリコールされた背景があります。
2018年現在では新しいリコール問題は存在していないセレナですが、どのような車種であっても後から見つかるリコールというものは、ある意味では完全にゼロとは言えない状態なので情報のチェックは必要です。
ディーラー側にセレナを登録している方であれば、問題が起きてしまった際には速やかに連絡が来るというシステムなので、あまり気にせずにセレナの走行性能や車内の快適な環境を楽しめます。
セレナの不具合、リコール対応について。
引用:http://history.nissan.co.jp/SERENA/C25/0505/STYLE/main1.html
日産を代表する人気の車種、ミニバンセレナ。
1991年に販売されて以来、4度のフルモデルチェンジを繰り返してきました。
ルーツに至っては1969年に登場したダットサン・サニーキャブ、日産サニーキャブにまで遡ります。
エコモニター性能を向上させて「補助原動機化」し、新たにサブバッテリーを搭載したスマートハイブリッドがコスパに優れていると人気を得ています。
トヨタプリウスなどのフルハイブリッド車と比較すると燃費性能はやや劣りますが、価格面でのバランスは取れていると言えるでしょう。
今回、改善対策としてリコール対応している内容はこちらです。
引用:https://newsroom.nissan-global.com/releases/release-a3b8b917fffeb1482d4a4d0760164f3f-171129-01-j?query=%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%83%8A
「減速機の製造過程において、パーキングロックの作動確認検査方法が不適切なため、パーキングポールとシャフト摺動抵抗が高くなり、パーキングロックか作動せず、最悪の場合、駐車条件によってはブレーキをかけていないと車両が動く恐れがあります。」となっており、パーキングロックの作動確認を行い、作動不良があった場合は当該減速機を良品と交換すると記載されています。
対象となる型式はDAA-HFC27で車両番号HFC27-000101から007427、製造期間平成29年12月27日から平成30年4月27日です。
また、DAA-HC27で車両番号HC27-000101からHC27-001303、製造期間平成29年12月27日から平成30年4月6日までのものです。
引用:https://newsroom.nissan-global.com/releases/release-a3b8b917fffeb1482d4a4d0760164f3f-171129-01-j?query=%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%83%8A
過去に起こった不具合には、センサー系の故障が多いですね。
O2センサーはセレナに限ったことではなく他メーカーでも故障が多い部品です。
C24、C25系に多いのはタイミングチェーンの伸びによって警告灯が点灯します。
オイルメンテナンスが悪いとチェーンが伸びてしまうのだそうです。
中古車を検討されている方は、スタータージェネレーターの不具合やエアフローセンサー等も確認を行うことをお勧めします。
日産のミニバン、セレナのリコール情報
引用:http://history.nissan.co.jp/SERENA/C26/1011/point_gallery.html
ファミリー層にとても人気がある車として日産自動車が販売しているミニバンのセレナがあります。
広々とした車内に内装も充実した装備となっていて燃費も良いというのが人気の理由です。
たくさんの部品とパーツを組み立てて一つの車として作られています。
車が完成した時には検査もされたうえで、車のオーナーへと引き渡されるのですが、その時には見つけ出すことが出来なかった不具合が出てくることがあります。
その時にはリコールとして車の不具合を直してくれます。
リコールがあった時は、自動車会社からお知らせが来ますし、車を買った時の担当者からも連絡があります。
大きな不具合で、車の走行に問題のあるような場合は早急に対処しなくてはいけません。
今まであった日産セレナのリコールになった事案としては、平成22年にエンジン始動不良や走行中にエンストする恐れがあるとのことでリコールがありました。
引用:http://history.nissan.co.jp/SERENA/C26/1011/point_gallery.html
また、直近では平成30年の7月にシフトレバーをパーキングにしていたにもかかわらず、パーキングロックが作動せず、駐車ブレーキを掛けていないと車が動く恐れがあるという物でした。
もし走行中にエンストしたとなれば事故につながりますし、パーキングにして駐車したはずの車が急に動き出すなどされては対処の仕様もありません。
どれも、重大なものでありますが、セレナすべてがこのようになるというものではありません。
もしかしたら不具合があるかもしれないから点検をして万全にするという事でリコールとなるのです。
セレナを所有しているオーナーやこれから購入を検討する人で今まであったリコール情報が気になる人は、日産自動車や国土交通省などのホームページで確認することが出来ます。