ステップワゴンで家族そろってお出掛け、楽しいひと時です。
その前にちょっと待って下さい、タイヤは大丈夫ですか、すり減っていませんか?タイヤの管理は安全運転に直結していますので普段から点検するようにしたいです。
もし、すり減っていたら、早めの交換をおすすめしますが、どのようなタイヤを選べば良いのか、ステップワゴンに合うおすすめタイヤを検証します。
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ホンダステップワゴンの純正タイヤサイズは!?
引用:https://autoc-one.jp/honda/stepwgn/report-5000384/
おすすめタイヤの前にステップワゴンの純正タイヤのサイズを改めて調べてみましょう。
歴代ステップワゴンの純正タイヤを調べてみました。
ここではオプション設定されているタイヤは含んでいません。
ステップワゴン純正タイヤサイズ
ステップワゴン現行モデル
・タイヤサイズ(前) 205/60R16 92H (後) 205/60R16 92H
4代目ステップワゴン
・タイヤサイズ(前) 205/60R16 92H (後) 205/60R16 92H
3代目ステップワゴン
・タイヤサイズ(前) 205/60R16 92H (後) 205/60R16 92H
2代目ステップワゴン
・タイヤサイズ(前)195/65R15H (後)195/65R15H
初代ステップワゴン
・タイヤサイズ(前)195/65R15H (後)195/65R15H
上記のようなサイズになっており、3代目ステップワゴン以降は変化はありません。
最近の主流は17インチや18インチを純正採用することが増えていますが、インチアップをすることによりタイヤの扁平率が下がりますので、クイックでシャープなハンドリングと外観ではスタイリッシュになっていきますが、乗り心地は悪くなって行きます。
ミニバンとしてはゆったりと快適に移動することが求められるので、必要以上にインチアップや扁平率を下げる方向には向かっていないがわかりますね。
3代目RG(1~4)型と4代目RK(1~7)型からタイヤサイズは変わった!?
引用:https://tesdra.com/stepwgn-hv-gasolin-gaisou-tigai
純正タイヤのサイズを見てみると、同じサイズを使用していますが、3代目ステップワゴンと4代目ステップワゴンでは、同じミニバンですが開発コンセプトが全く違っており、とても特徴的なのです。
3代目ステップワゴンは、それまでのステップワゴンから方向性を変更してミニバンのタイプRを目指した走りのミニバンとして開発されています。
それだけに純正タイヤも2代目で採用していた15インチから16インチへと変更になったようです。
実際、3代目ステップワゴンが発売された時期に、オーナーズミーティングが開催されサーキット走行をする機会があったようで、ミニバンでサーキットを走行して何が面白い?と思えそうですが、ノーマルの状態でガッツリとサーキット走行が出来たようです。
さすが走りのミニバンを目指しただけに、その足回りとタイヤには評価が高く、当時のオーナーさんんはかなり喜ばれたそうです。
それと同時にサーキットをしっかりと走れると言うことは、それだけ性能が高く安全マージンがあるという意味でもあるので、ホンダの新しいミニバンに対するイメージがここで誕生したのでしょう。
これが後にスパーダへと繋がって行くと想像するのは難しくないですね。
4代目となるステップワゴンも3代目と同じサイズのタイヤを採用していますが、4代目は開発コンセプトが変わり、原点回帰と言うことでミニバンとは何かを追及しています。
ゆったりと快適に移動する事ができて、家族や仲間と楽しくドライブが楽しめるミニバン、これが4代目のコンセプトで走りを求めた3代目とは真逆のコンセプトですが、安全面では年々進化を遂げていくのは時代の常です。
走りを求めた3代目があるからこそ、達成した安全性能は4代目にもしっかりと引き継がれています。
ガソリン車とスパーダにオススメのタイヤは!?
引用:https://www.honda.co.jp/ACCESS/stepwgn/
ステップワゴン・スパーダやガソリンモデルにおすすめのタイヤとは、どのようなタイヤが良いのでしょうか、最近は国産タイヤの他にアジアンタイヤなど種類が豊富に揃っています。
中でも国産タイヤメーカーからはミニバン専用のタイヤも発売されており、省燃費タイヤなど合わせて選択肢は広くなっています。
そこで具体的にタイヤメーカーから吟味したタイヤのモデルを紹介しましょう。
おすすめタイヤをご紹介します。
ブリヂストンタイヤ
ブリヂストン エコピア EX20RV 、ミニバン用に開発したブリジストンのタイヤで環境性能も高く、省燃費ロングライフタイヤになり、ステップワゴンに最適なタイヤです。
ヨコハマタイヤ
ヨコハマ ブルーアース BluEarth RV02 、雨天時のの強さをアピールしている、ミニバン専用の低燃費タイヤで、ヨコハマでも低燃費グレードとなる「A/a」を採用しており、剛性が高く安心感のある走りを実現、さらにタイヤの寿命を長持ちさせるために、どうしても重心が高くなるミニバンで起こりがちな偏摩耗を防止しており、優れた静粛性を実現しています。
ミシュランのタイヤ
MICHELIN(ミシュラン) PRIMACY 3 、欧州タイヤとして有名なミシュランからは、高いグリップ力と静寂性が高次元でバランスされたタイヤで、ミニバンでも使いやすい特性に仕上げられています。
GOODYEARのタイヤ
GOODYEAR グッドイヤー. EAGLE RV-F、グッドイヤーのタイヤは、なんといっても軽快なハンドリングが特徴で、その安定性には定評があるメーカーです。
ステップワゴンはミニバンでありながら走りについても評価の高い車なので、グッドイヤーとの相性も良く、走りだけでなく寿命の長さや省燃費も期待できるミニバン専用のタイヤとしては高得点が付けられます。
ネクセンタイヤ
アジアンタイヤの中で、このネクセンのタイヤは過不足のない性能をキープしながら、一般的なタイヤよりも半値程度で購入できるのが特徴です、しかし若干、寿命が短いのが残念ですね。
ステップワゴンスパーダにオススメのタイヤは!?
引用:http://www.taiyakaitori-no1.jp/article/15097102.html
タイヤの進歩はすさまじい勢いで成長しており、今回は触れませんでしたが冬用のスタッドレスタイヤも存在しています。
ミニバンにはミニバン専用のタイヤが一番、それは各タイヤメーカーがミニバンの持つ重心の高い特性や、重量のある車体など普通の乗用車とは違う特性を吟味し、研究して開発しているので一番ミニバンに合ってるタイヤです。
新車時に装着されている純正タイヤが、車両開発の段階から使用されており一番しっくりくるタイヤとも言われています。
それは相当なプレッシャーが掛かるような次元での話であって、ファミリーカーであるミニバンには余り馴染みの無い話で、一般マーケットで販売されているリプレイスタイヤ(普通に売ってるタイヤのこと)で問題はありません。
ステップワゴン・スパーダの場合は、ミニバンでありながら走りに振ったモデルとなりますので、ミニバン専用タイヤの中でも、ある程度のグリップ力を確保したタイヤをおすすめしたいです。
ステップワゴンスパーダは一般のステップワゴンよりもサスペンションの減衰力を高めているので、グリップがある程度、高いタイヤの方がスパーダの性能を発揮することができます。
各社、出揃ったミニバン専用タイヤに関しては、性能面では今や殆ど大きな差は無いのが現状で、購入の際には自分が気に入っているブランドやメーカーから選択しても、問題は無いでしょう。
この記事を参考にしてもらい、こだわりが無い場合は、購入店でスタッフと良く相談して車の使用状況などを吟味してタイヤを選ぶのがベストでしょう。