最近の車は安全性能が高いですが、価格も高いのが悩みですよね。
3代目フィットは価格が安く、燃費もいいモデルとして庶民には心強いコンパクトカーです。
学生用の車として進めているサイトを見かけるほど。
そんなフィットですが、2019年中にフルモデルチェンジされるという情報があります。
時期は2019年7月から、2020年と本当にはっきりしていませんが、有力な予想もちらほらと。
ここではフィットのモデルチェンジ情報をご紹介します!
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フルモデルチェンジしたフィットの性能を予想
現在フィットは3代目。
2013年から5年以上も続いたロングライフなモデルです。
途中、リコールもあり、一時期は人気を落としましたが、現在は売れ行きを取り戻しており、トップレベルの人気を誇っています。
しかし、基礎が2013年ということもあってやや時代についていけなくなっている感はあります。
まずはモデルチェンジ後のフィットがどのような燃費、乗り心地、走行性能になるのか、一番気になる部分を予想します。
フィット4代目の燃費予想
現行3代目フィットハイブリッドのカタログ燃費は34.0㎞/Lとなっています。
これはプリウスにも迫る燃費で、軽量なコンパクトカーである故に実燃費も25㎞/L以上と非常に優秀です。
次代の4代目フィットの燃費ですが、カタログ上は40km/Lを超えるというウワサもあります。
なんでも、開発陣がアクアやノートe-powerを超える燃費を目指しているとコメントしたとのことで、現在のホンダの技術力を想定しても十分可能だといわれています。
40km/L代の燃費をいかに実現するか、という話ですが、各種メディアは2モーター式のi-MMDをフィットにも搭載するのでは、と見ているようです。
2モーター式i-MMDはハイブリッド車をひっくり返したような思想で作られていて、エンジンで発電用モーターを動かし、その電気で走行用モーターを回し、そして車を走らせる仕組みです。
走行モードは3つあり、バッテリーからモーターの給電して走るEVドライブ、エンジンでモーターを回すハイブリッドドライブ、エンジンで走るエンジンドライブに分かれています。
モーターが発電用と走行用に分かれているので、よりエネルギーのロスが少ない効率的な運用ができるとのこと。
これが可能になったのは、モーターの小型化と高トルク化が実現したから。
すでに新型インサイトに搭載されているため、フィットのも十分搭載できる状況となっているはずです。
ただ、高性能なシステムだけにフィットのお手頃価格が損なわれないか、個人的には心配ですね。
ウワサだとそこまで高いシステムではないとの話ですが…。
フィット4代目の乗り心地は?
フィットと言えば、ちょっと頼りない乗り心地を感じているドライバーもいるはずです。
実際、安全性は非常に高いのですが、軽量なボディに比して、かなりパワーがあるため、ボディに薄さを感じてしまうのです。
また、マイナーチェンジ前の3代目フィットは、防音材が少ないのかロードノイズが大きめでした。
後期型はだいぶ改善したようですが、3ナンバーサイズに慣れている人にとってはまだまだ不安感がある様子。
しかし4代目は若干のサイズアップが図られるという話があります。
項目 | 3代目 | 4代目(予想) |
全長 | 3,900mm | 4,050mm |
全幅 | 1,695mm | 1,695mm |
全高 | 1,520mm | 1,520mm |
ホイールベース | 2,500mm | 2,530mm |
このデータ予想は海外で撮影されたテストモデルのスパイショットから算出されたようです。
全長が伸びるようですね。
それにともなってホイールベースも伸びる予想に。
もしかしたら最小回転半径も大きくなるかもしれません。
サイズがアップするということは、乗り心地の向上も期待できるということ。
少なくとも3代目よりはロードノイズは良くなるのではないでしょうか。
そもそも最近の車と比べて、足回りは固めの設定だったので、そこを崩してくるかどうかが重要だと私は思っています。
乗り心地の硬さはコンパクトカー故に仕方ない部分もあるし、スイフトのように、その硬さが車好きに受けたという側面もないことはないのですが…。
フィット4代目の走行性能予想
ハイブリッドモデルには、i-MMDとの兼ね合いなのか、1.0Lダウンサイジングターボが搭載されるという予想が立っています。
ターボは排気量が少なく、エコなハイブリッドのはピッタリなエンジンです。
いまだにターボ=燃費が悪いという認識があるようですが、もうそれはとっくに過去の話なんですね。
種類 | 直列3気筒 |
排気量 | 988cc |
最大出力 | 129PS/5,500rpm |
最大トルク | 20.5kgm/2,250rpm |
種類 | 水冷直列4気筒 |
排気量 | 1,496cc |
最大出力 | 110PS/6,00rpm |
最大トルク | 13.7kgm/5,000rpm |
すべてが現行エンジンを上回っている数値です!
ちなみに1.0Lダウンサイジングターボのデータは欧州シビックに搭載されているもの。
日本での採用はまだありません。
そのため日本向けに調整される可能性もあり、スペックは少し落ちるのではないかと個人的には思っています。
なにせコンパクトカーにはパワーがありすぎて、乗りこなせない可能性もありそうですから。
ホンダセンシングは間違いなくアップグレードする
現在はホンダセンシング非搭載車も標準であるフィットですが、今後は基本的に搭載されるのが普通になるでしょう。
そのため現在の13G・Fのようなグレードも価格は上がると思われます。
また、フィットの安全性能はマイナーチェンジでどんどん上がってきましたが、基礎が2013年なためか、不足している装備もあります。
ここでは間違いなく搭載されるであろう安全機能をピックアップします。
後方誤発進抑制機能
前方に対する誤発進抑制機能はすでに搭載されているフィットですが、後方に関する誤発進抑制機能は今のところありません。
これは搭載しないとまずいレベルですね。
フィットは高齢者のドライバーも多いので、必須です。
オートハイビーム
これも3代目フィットにはありません。
普段ハイビームを使う機会はすくないですが、夜間の高速道路を走る生活スタイルの人にはあった方がいい機能です。
山道なんかもそうですね。
フィット4代目のデザイン予想
ソリッドウイングフェイスを継続するかどうかで大きく変わってきそうなのがエクステリアです。
ヘッドライトとグリルの一体化した見た目がホンダ車の特徴となりつつありますが、似た顔ばかりという声もあります。
ですが、迷彩車の様子からして、若干今までとは顔つきを変えてくるという予想も。
インテリアは全くの謎なのですが、質感は従来とあまり変わらないのではないかと個人的には思います。
あまり変更しすぎると価格に響きますからね。
しかし、N-BOXは非常に収納が豊富なデザインとなっていましたし、フィットも今の収納の簡素さくらいはどうにかしてほしいものです。
フィットのフルモデルチェンジ2019年予想のまとめ
今出ている色々な予想の重要な点をまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
他にもクロスオーバーモデルがラインアップされるなどの予想がありますが、まだ予想の域。
期待しすぎると肩透かしを食らうかもしれません。
しかしそれも、今のフィットが安くてパワフル、中は広いとコストパフォーマンスに優れているが故。
気長に待ちましょうか。
この記事はホンダフィットのモデルチェンジ、色、燃費、ライバル比較のサイトを参考にしました。