2018年7月に発売された新型フォレスター。
フルモデルチェンジによって5代目に生まれ変わり様々な変更が加えられています。
新型フォレスターはフルモデルチェンジによりどの様な変更があったのでしょうか?
4代目フォレスターと比較し見ていきましょう。
デザインの比較
まずはデザインを比較してみましょう。
一般的にフルモデルチェンジが実施されるとデザインも大きく変更される事が多いですが、新型フォレスターは4代目と大きな変更がなく、一見すと変化していないのでは?と話題となっていまいた。
実際に写真で見比べて見ましょう。
パッと見て大きく変更されていない事が良く解りますよね。
新型フォレスター発表時に「本当に変わったの?」と思った人もいたくらいだったそうですよ。笑
微妙な変化としてあげられるのは、新型フォレスターにはLEDヘッドランプが全車標準装備された事やホイールアーチの色を全黒に統一した点でしょうか。
最も解り易い違いは、テールランプの形状です。
上が4代目フォレスター、下が新型フォレスターとなっています。
確かにテールランプが変化していますよね!
あまり目のいかない部分の変更なので、意外と気付かない人も多いかもしれませんね!笑
新型フォレスターのデザインがここまで変更されなかったのにはしっかりとした理由があり、それは4代目フォレスターのデザインが非常に人気であったためです。
また、それ以外にも4代目フォレスターのデザインは室内空間を確保するのに最適なデザインであり、SUVとして非常に実用性が溢れた作りとなっていました。
その結果、4代目のデザインを完全に受け継ぐ形でフルモデルチェンジが行われたそうなんです。
「代わり映えしない」という意見も聞かれますが、内寸最大化・外寸最小化というパッケージ上のコンセプトを実現するには4代目フォレスターのデザインを引き継ぐ形が最も適正だったと考えられます。
パワートレインの変更
新型フォレスターガソリン車のパワートレインも変更され、4代目では2.0ℓエンジンが採用されていましたが、新型フォレスターでは2.5ℓエンジンを用いることで馬力・トルク共に性能の向上が見られます。
具体的な数字は以下の通りです。
モデル | 排気量 | トルク | 馬力 |
---|---|---|---|
4代目 | 2.0ℓ | 20.0kgm | 148ps |
新型 | 2.5ℓ | 24.4kgm | 184ps |
馬力・トルク共に数字が上がっていますよね。
また、エンジンを直噴化する事により熱効率も向上しており、最適化されたCVT制御と合わせる事で大きな燃費向上が図れたそうです。
ターボ車の廃止
4代目フォレスターのグレード内でも高いエンジンスペックから大きな人気を獲得していたターボ仕様車。
高い走行性能を期待しているスバルファンからは新型フォレスターでもターボ車の登場が望まれていましたが、残念ながら5代目フォレスターにターボ車はラインナップされませんでした。
実はターボ車に関しては構想初期から既に念頭になかったそうで、この理由は今の時代背景にそぐわない為との事。
現代社会では自動車からの排気ガスによる空気汚染や騒音問題に目が向けられており、この点からターボ車は相応しく無いと考えたようです。
フォレスターはスポーツカー並みの「走り」を売りにしたターボ車の評判が高かった車の為、ターボ車の廃止は一部のファンからは「残念」という声があがっているようですが、スバルは着々と変化する時代のニーズに合わせた車づくりに重点を置き、その結果、ターボ車を廃止し、ハイブリッドモデルを投入したそうです。
ハイブリッド車の追加
先程記載したように新型フォレスターではフォレスター史上初となるハイブリッド車が追加され非常に話題となっていました。
新型フォレスターハイブリッド車には色々な特徴があり、その1つとして「e-BOXER」と呼称されるハイブリッドシステムがあります。
「e-BOXER」とはスバル車に採用されているハイブリッドシステムの商品名の事で、世間に定着している「ハイブリッド=低燃費」という概念とは異なった方法でハイブリッドシステムを使用しているため、差別化の意味を込めこの名称を使用しているそうです。
ハイブリッド車にはどれだけ低燃費を実現できるのか?というイメージが持たれていますが、スバルではハイブリッドシステムを燃費性能の向上以外にも、走行性能の向上に活かすように考えられています。
その結果、街中でのストップ&ゴーには非常に最適な車となり、フォレスターハイブリッド車は主に街乗りでの走行に適した車に仕上がっていました。
ハイブリッドシステムのエンジンとモーターのスペックがライバル車と比較すると低い為、発売前はハイブリッド車に関して否定的な意見も聞かれましたが、売り上げの4割近くがハイブリッド車となっている事を考えると多くの人からは受け入れられる結果となったようですね。
モータージャーナリストの方たちも試乗した結果、非常にいい車であると高評価となっていました。
また、ハイブリッド車に関しては、メーカーオプションですがブラウンの本革シートが全グレード内で唯一選択可能となっています。
非常にオシャレな印象を与えるシート色となっていますので、新型フォレスターをオシャレに乗りこなしたいと考えている方にはピッタリのカラーとなっているのではないでしょうか?
ドライバーモニタリングシステムの採用
新型フォレスターにはスバル初となるドライバーモニタリングシステムという機能が採用されています。
このシステムは顔認証でドライバーとそのドライバーが使用しているシートやミラーのポジション、エアコンの設定を記録します。
そして、ドライバーが運転席に乗り込むと、自動で記録した設定に変更されるという非常に実用性の高いシステムであり、まるで新型フォレスターから「おもてなし」されているようだと非常に高評価の機能です。
また、このようなおもてなし機能だけではなく、走行中にドライバーの顔を常にモニタリングする事で、表情から居眠り運転やわき見運転といった状況を感知し警報音や警告表示で注意喚起する事で、安全性能の向上にも一役買ってくれています。
新型フォレスターハイブリッド車にあたるAdvanceグレードのみに標準装備されているシステムという点が残念ですが、実用性や安全性を向上させてくれる素晴らしい機能が新型フォレスターには追加されています。
新型フォレスターの変更点をまとめると
今回はフルモデルチェンジにおける新型フォレスターの変更点をまとめてみました。
一般的にフルモデルチェンジにより大きく変更されるデザインですが、新型フォレスターでは完成されつつある4代目のデザインを大きく引き継ぐ事となっていました。
大きな変更点として挙げられるのは
・パワートレインの変更
・ターボ車の廃止
・ハイブリッド車の追加
・ドライバーモニタリングシステムの採用
などでしょうね。
様々な変更点が加えられ、進化を遂げた新型フォレスター。
今後のマイナーチェンジによりターボ車も追加されるのでは?とも噂されていますので、今後どのように変更されていくのかも非常に楽しみですね。
これかも新型フォレスターの動向に注目していきましょう!