トヨタの人気SUVのC-HRのCM曲について紹介します。C-HRのテレビCMは言ってみれば販売戦略の一つとも言えます。
トヨタのCMといえば非常に高い完成度が定評ですが、C-HRはその中でも群を抜いています。
今回はそんなC-HRのCM曲について
- ヒップホップ編
- 伝説のバンド編
- 最新のCM曲編
の3つに分けて紹介します。
どれも必聴の1曲ですよ!!
Contents
トヨタC-HRの歴代CMの中で特にオススメの1曲は?①ヒップホップ編
まず始めに紹介するのは2017年に放送されたヒップホップなCM曲からです。
このCMはマックルモア&ライアンルイスというヒップホップデュオとタイアップしています。トヨタにしては大変珍しくヒップホップを取り入れたアッパーチューンなCM曲だったので記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。
C-HRのテレビCM(ヒップホップ編)の内容は?
空港に着陸している飛行機の後方ハッチからC-HRが勢い良く走り出します。そしてそのまま加速しながら空港の滑走路を疾走していきます。コンテナの間をすり抜けて最後は並んでいるC-HRの車列の真ん中にドリフトして収まります。
C-HRの走り自体も非常にかっこ良いですがバックに流れている曲が映像とマッチしていてクールな印象のCMになっています。このCMに使われている曲は「CAN’T HOLD US FEAT. RAY DALTON」という曲です。
ジャンルを分けるとヒップホップになりますが曲の全編にわたってドラムのキックが入るなどロックの要素をふんだんに取り入れた曲は非常にタフで力強い印象です。確かにC-HRのイメージにぴったりな曲と言えるでしょう。
トヨタC-HRのCM曲はこれまで3組のアーティストがフューチャーされています。今回紹介したヒップホップデュオ・マックルモア&ライアンルイスは実は2回目のCMでの起用なんですよね。
C-HRのテレビCM(ヒップホップ編)のアーティスト情報を紹介!
マックルモア&ライアンルイスは2013年に全米シングルチャートでThrift Shopが1位を獲得しました。そして翌年の2014年のグラミー賞では最優秀新人賞を含む計4部門を受賞しています。
ちなみに今回のC-HRのCMで使われた「CAN’T HOLD US FEAT. RAY DALTON」は全米シングルチャートで5週連続の1位を獲得しています。YouTubeで公開されたPVに至っては5憶回以上再生されているんですよね!
ちなみにこの曲が収録されているアルバム「The Heist」は2013年に発売されたからヒップホップのアルバムとしては非常に息の長いロングセールスを記録しています。
映像も素晴らしいCMですがバックに流れるこの曲聞きたさにテレビのボリュームを上げた方もいるのではないでしょうか。
CMから車に興味を持ち購入に至る方は意外と多いと思います。特に若者の車の購入意欲が減少していると言われていますがその中でC-HRは2017年4月に登録販売台数でトップを獲得しました。このCMも影響していると言っても過言ではないでしょう!
トヨタC-HRの歴代CMの中で特にオススメの1曲は?②伝説のバンド編
次に紹介するのは2017年に放送されたリアルショット編のCROSS OVER THE WORLDと題されたCMです。実はこのCMにはあの世界的ロックバンド クイーンの名曲「Keep yourself Alive」が使用されているんですよね!
C-HRのテレビCM(伝説のバンド編)の内容は?
倉庫の中である一台のC-HRが走り出します。外に出ると宇宙船からレーザービームに襲われます。宇宙船の攻撃から逃げ惑ううちにいつしか子供のミニカーになってしまいます。
その後90年を代表する格闘ゲームの世界やら某世紀末漫画の中で2D化するやらとにかくすべてのジャンルがカットアップされた世界の中をC-HRが爆走していきます。そして最終的には未来的な光の世界を疾走して元の世界の倉庫に戻ってきます。
このように非常に目まぐるしく変わる映像とクイーンの「Keep yourself Alive」が非常にシンクロしています。特にギターのリフがとても印象的で今から50年近く前の曲とはとても思えないほどです。疾走感と力強さがありながらとてもポップに仕上がっているこの曲はトヨタC-HRのCROSS OVER THE WORLDというコンセプトに非常にハマっています!
実はこのCMがC-HRでは初めてのCMだったんですよね。最初から完成度の非常に高いCMに仕上げるところがさすがトヨタ!と言ったところでしょうか。
C-HRのテレビCM(伝説のバンド編)のアーティスト情報を紹介!
最初に紹介したとおり、伝説のバンドとは言わずもしれたクイーンです。クイーンをあまり知らない人でも2018年に公開された映画「ボヘミアン・ラプソディ」なら最近の話なので知っているのではないでしょうか。
クイーンは1973年イギリスで誕生しました。これまでに15枚のアルバムを制作し、シングルも合わせると実に1憶7000万枚以上のセールスを記録しています。まさに世界で最も売れたバンドと呼ばれるくらいに人気と実力の高いです!
今回のCMで使用されたKeep yourself Aliveという曲ですがクイーンの1973年のデビュー曲になっています。1991年にボーカルのフレディーマーキュリーの死去に伴いバンド活動は縮小していきますがいまだに世界中にファンがいる伝説のバンドです。
今回紹介したC-HRのテレビCMリアルショット編CROSS OVER THE WORLDはコンセプトCMでありプロモーションCMの要素がとても大きいです。その時代を象徴するコンテンツを行き来するC-HRと50年色あせない伝説のロックバンドの非常に豪華な組み合わせです。
CM単体で考えても見応えのある内容ですのでテレビCMからC-HRを意識し始めた方も多いのではないでしょうか。
トヨタC-HRの最新CM曲は?
最後にC-HRの最新のCM曲を紹介しましょう!
※2019年2月現在
最近では2018年11月にC-HRのCM曲が変更になっています。2016年のC-HRの発売とともにスタートしたCMですが迎えてきたアーティストの数も3組目となっています。
今回最新のC-HRのCMの曲を担当するのはMY FIRST STORYというバンドで曲名はWith youという曲です。最新のCM内容も含めてこのMY FIRST STORYというバンドについてもう少し細かく紹介していきましょう!
トヨタのC-HRの最新CMの内容は?
実はこちらのCMも前回と同様に飛行滑走路が撮影場所となっています。
映像的には2017年放送の「意のままの走り編」とほぼ同じですが少しだけ改良をしています。具体的には着陸している航空機の間を走りぬけるシーンやC-HRが何台も並走したりするシーンなどを追加しています。
このCM演出によってきびきびとしたC-HRの走行性能をかなり強調するアングルが登場します。CM自体のコンセプトに大きな変更点は見られないもののCM曲の変更によりCM自体の印象が大きくかわりました。
今回のCM曲MY FIRST STORYのWith youという曲は疾走感と哀愁漂う独特のメロディーや何よりボーカルの高音でありながら聞き取りやすいキャッチーなサビの連呼は非常に覚えやすく印象的です。
2017年のCMは重厚感がある曲調でしたが今回2018年版ではドライブ感やスピード感があり同じような映像でもその印象は大きくかわりました。
トヨタのC-HRの最新CMのアーティスト情報を紹介!
MY FIRST STORYは2011年に結成された5人組のバンドです。C-HRのテレビCMで使用されているWith Youという曲は2018年発売になった「S・S・S」というアルバムに収録されています。
MY FIRST STORYは武道館や数々の大型野外フェスなどのライブを行っていてその実力は折り紙付つきです。
MY FIRST STORYは今若い世代を中心にとても人気のあるバンドです。ちなみにボーカルのHiroさんはなんとあのONE OK ROCKのボーカルTakaさんの実の弟です。今後ますます活躍の場を増やしていきそうなバンドです。
今回紹介したC-HRの最新CMでは正直映像自体の真新しさはあまり見受けられません。しかし、その分CM曲を担当しているMY FIRST STORYというバンドの魅力にあふれたCMに仕上がっています。
それでは最後までご覧頂きありがとうございました!