2018年8月に日本復帰を果たした新型CR-V。
現在はハイブリッド車の発売も始まっており、2018年大注目の1台となっています。
そんな新型CR-Vの内装や外装、グレード、標準装備や価格を紹介したいと思います。
Contents
新型CR-Vはどんな車？
以前に日本で発売されていたCR-V。
1995年にSUVの先駆けとして登場したCR-Vは当時、大人気車種であり、街中では多くのCR-Vが走行している姿を見ることが出来ました！
そんなCR-Vが日本から姿を消したのは今から約2年前の2016年です。
CR-Vは日本国内で発売後、3度のフルモデルチェンジが実施されているのですが、この度にサイズが大きく変更され、狭い道幅が多い日本には不向きの車となっていきます。
しかし、日本での低迷とは間逆に海外でのCR-V人気は凄まじく、日本で販売が中止された2016年には世界中で72万台ものセールスを記録し、SUV世界販売台数No.1を達成しました。
さらに、国内ではホンダからコンパクトSUVであるヴェゼルが発売され、日本国内3年連続SUV販売台数トップを記録し、大人気車種の仲間入りを果たしています。
これらの事実から、ホンダは国外ではCR-Vを、国内ではヴェゼルの販売に力を入れ、日本に不向きであるCR-Vの日本国内販売を中止しました。
しかし、その後、日本でのSUV人気の上昇と国内での発売してるSUVがヴェゼル1種類である事を理由にホンダはCR-Vの国内復帰を決定しました！
今回、日本に復帰したCR-Vは既に海外で発表されていた5代目CR-Vを国内仕様にアレンジしたモデルとなっており、ハイブリッド車や3列シートの登場など、4代目CR-Vから様々な変更が行われており、発売前から注目を集めていた1台です。
では、日本復帰した新型CR-Vのデザインや内装、グレード、装備、価格について見て行きましょう！
新型CR-Vの外装は？
まずは新型CR-Vの外装を見てみましょう！
今回、日本復帰を果たした新型CR-Vのデザインはこちらです！
「モダン ファンクショナル ダイナミック」というコンセプトから作られた新型CR-V。
フロントフェイスはホンダ車らしいデザインとなっており、どことなくヴェゼルを思い起こさせる作りとなっていますよね！
さらにフロント周りをシャープに仕上げトレッドを拡大する事で、SUVの力強さやダイナミックさを表現しているように感じます。
また、ボディ全体を流線型の丸みがある作りにする事でスタイリッシュなデザインにも仕上がっています。
まさしく「モダン ファンクショナル ダイナミック」を再現した外装となっているのではないでしょうか？
新型CR-Vの内装は？
次に新型CR-Vの内装を見てみましょう！
まずはインパネ付近です！
新型CR-Vの内装の特徴は木目調のパネルを使用したことにより、高級感を演出したことではないでしょうか？
ターゲットとしている年代が50代なので、高級感を意識したと思われます。
また、それだけではなく、デジタルメーターを使用することで、先進的な印象も与えてくれています。
弟分にあたるヴェゼルと同様に、ガソリン車とハイブリッド車でシフトレバーに当たるパーツが変更されているのも内装の特徴です。
ガソリン車では従来どおりのシフトレバーが使用されていますが、ハイブリッド車ではエレクトリックギアセレクターというシステムが採用されており、外観が全く異なっています！
実際に写真で見比べて見ましょう！
エレクトリックギアセレクターという先進装備を使用することで、ハイブリッド車ではより近未来的な印象を与えてくれる内装となっています。
次にシートを見てみましょう！
シートはグレードによって素材が異なり、組み合わせは以下の通りです！
･EX⇒ファブリック
･EX･Masterpiece⇒本革
また、EX･Masterpieceではシート色をブラックもしくはブラウンから選択することが可能となっています。
見比べてみると全く印象が違いますよね！
ヴェゼルと同じようにシート色の選択は嬉しい悩みとなりそうですね！
新型CR-Vのグレードは
新型CR-Vはどのようなグレード展開をなっているのでしょうか？
新型CR-Vのグレードは最近の車から考えると非常に数が少なく、各パワートレインで2種類のみとなっています。
ガソリン車
･EX
･EX･Masterpiece
ハイブリッド車
･HYBRID EX
･HYBRID EX･Masterpiece
EXがスタンダードグレード、EX･Masterpieceが上級グレードとなっており、非常に解りやすいですよね。
また、ガソリン車のみ各グレードで2列シートと3列シートの選択が出来ます！
ミニバンのようにファミリーカーとして使用したい方はガソリン車を選択する必要がありますね。
駆動方式は各グレードで2WDもしくは4WDどちらかとなっており、北国で雪道などの悪路の運転を考慮に入れなければいけない人は4WD車を選択する方が無難だと思われます。
新型CR-Vの装備は？
では、新型CR-Vの装備を見て行きましょう！
上級グレードであるEX･Masterpieceの方が装備は豪華なのですが、新型CR-VはスタンダードグレードであるEXも非常に装備が充実しています。
では、まずはスタンダードグレードであるEXの装備を見てみましょう！
・ホンダセンシング
・ブラインドスポットインフォメーション
・サイドエアバッグシステム
・サイドカーテンエアバッグシステム
・Hondaインターナビシステム
・リンクアップフリー
・ETC2.0対応車載器
・8スピーカー（4スピーカー＋4ツィーター）
・LEDヘッドライト
・運転席8ウェイパワーシート
・運転席4ウェイ電動ランバーサポート
・運転席＆助手席シートヒーター
・電子制御パーキングブレーキ
・オートブレーキホールド機能
注目したいのはブラインドスポットインフォメーションやパワーシートでは無いでしょうか？
ブラインドスポットインフォメーションは自車からは見にくい位置にいる車を教えてくれるシステムであり、車線変更時に重宝する機能となっています。
この機能はライバル車ではオプションでの追加装備となっている事がほとんどで、標準装備として採用されている新型CR-Vは非常に質が高い機能を搭載した車であると解るのではないでしょうか？
この点はパワーシートでも同様の事が言えますよね！
さらに、新型CR-Vはナビも標準装備されています。
ナビを選択するという自由度はなくなりますが、買い足す必要が無く、さらに、ステアリングスイッチが機能しないという心配もありません！
これは非常に大きなメリットだと思います。
では次に上級グレードであるEX･Masterpieceの装備も見て行きましょう！
EX･Masterpieceでは、EXの装備に加えて、以下の装備が追加されています。
・電動パノラミックサンルーフ
・ハンズフリーアクセスパワーテールゲート
・本革シート
・助手席4ウェイパワーシート
・ルーフレール
高級感を出す本革シートやサンルーフなど、5個の装備が追加されていますね。
装備の多さを見れば、スタンダードグレードであるEXでも十分のように思えますが、より高級感を出したい方は上級グレードであるEX･Masterpieceを選択してはいかがでしょうか？
新型CR-Vの価格は？
新型CR-Vの価格を見て行きましょう！
ガソリン車
| グレード | 価格 |
| EX 5人乗り 2WD | 3,230,280円 |
| EX 5人乗り 4WD | 3,446,280円 |
| EX 7人乗り 2WD | 3,421,440円 |
| EX 7人乗り 4WD | 3,637440円 |
| EX Masterpiece 5人乗り 2WD | 3,591,000円 |
| EX Masterpiece 5人乗り 4WD | 3,807,000円 |
| EX Masterpiece 7人乗り 2WD | 3,814,560円 |
| EX Masterpiece 7人乗り 4WD | 4,030,560円 |
ハイブリッド車
| グレード | 価格 |
| HYBRID EX 2WD | 3,784,320円 |
| HYBRID EX 4WD | 4,000,320円 |
| HYBRID EX･Masterpiece 2WD | 4,145,040円 |
| HYBRID EX･Masterpiece 4WD | 4,361,040円 |
価格が発表された時から価格が高すぎると言われていた新型CR-V！
ライバル車が200万円台～300万円台となっている事を考えると、新型CR-Vの価格がかなり高く設定されていることが理解出来るのではないでしょうか？
唯一同等の価格はトヨタのハリアーですが、この車はラグジュアリーSUVと言われるほど内装が豪華になっており、高い評価を受けている車ですので、世間からはこの価格でも納得するという声が上がっています。
新型CR-Vの価格が高く設定されているのはおそらく標準装備が充実しているためですが、この装備全てを必要としない方にとってはかなり高く感じるのもムリはなさそうですね！
この価格設定の高さから、発表当初は「売れないのでは？」という声を聞きましたが、発売後の発表では5000台を受注し、月の販売目標の4倍以上とかなり好調だったようです。
ハイブリッド車が発売され、今後、ライバル車と比較しどの様な売れ行きを見せてくれるのか非常に楽しみですね。
新型CR-Vに関するまとめ
今回は新型CR-Vの外装や内装、グレード、装備、価格について調べてみました！
国内復活が正式に発表され非常に注目を浴びていた新型CR-Vですが、価格が公表されるとその高さから失敗すると考えていた人が多かったようですが、月の販売目標の4倍以上を売り上げ、非常に好調のようですね！
11月にはハイブリッド車も発売され、今後どのような売り上げを見せてくれるのか非常に楽しみです。
新型CR-Vの復活で、日本のSUV市場はますます激化することは間違いないと思います！
