トヨタが発売しているプリウスPHVは、2021年にマイナーチェンジをしています。

これまで「PHVはいらないでしょ~。ハイブリッドで十分!」と考えていた方も、このガソリン高騰の時代には大きな魅力となっているはずです!

ここでは、プリウスPHVの魅力をご紹介していきます!

プリウスPHVの燃費性能がスゴイ!

プリウスPHVはご存知の通り、電気だけで走ることができる電気自動車の部分と、ガソリンと電気を合わせて走るハイブリッド車の良いとこ取りをした車です。

その燃費性能は37.2lm/Lで通常のプリウスと同じなんですが、実際に自宅近辺を街のりをする際は、ほぼ電気だけで走行するため、燃費は格段に向上し、そのまま数ヶ月間街のりをすると、なんと最大表示の99.9km/Lの表示になることも!!

実際、私自身が乗っているのは、マイナーチェンジ前の4人乗りのプリウスPHVですが、3年以上乗っていてもなお99.9km/Lの表示が続いています。

電気だけでもフル充電であれば、68.2kmの走行が可能なので片道25km程度までなら、電気だけで通勤することも可能となってしまうのは大きな魅力ですよ!

特にコロナ禍で公共機関を避けて車で移動したい方は、ガソリン代を気にすることなく乗れるのでお勧めですね♪

プリウスとプリウスPHVの違いは?

プリウスとプリウスPHVを比較して見ると、PHVの魅力が見えてきます。

プリウスとプリウスPHVの価格差は?

プリウスPHVの大きな魅力は圧倒的な燃費性能ですが、通常のプリウスも十分低燃費なので魅力ある車です。

しかしそこで気になるのは実質的な価格差だと思います。

多少装備が違うことを考慮しても、約70万円ほどの差があるのですが、これからもガソリン価格の高騰が続くと考えれば、その価格差は意外と早く埋まってしまい、逆転する日も遠くないのではないでしょうか。

新車で購入する場合、経済産業省による補助金を利用することもでき、2016年度の場合では9万6,000円の補助がありました。

補助金利用があった場合、プリウスとプリウスPHVの価格差は、実質60万円ほどとなります。

プリウスのガソリン代を踏まえた走行コストと、プリウスPHVの充電にかかる電気代を踏まえた走行コストの比較でも、価格差は圧倒的です!

東京電力の従量電灯Bで計算すると、電気の価格は1kWh当たり19.5円だ。プリウスPHVの電費は10.54km/kWhだから、実用電費が85%とすれば、1kWhで9kmを走れる。そうなると充電された電気による走行コストは1km当たり2.2円だ。プリウスの走行コストは1km当たり4.1円だから、充電された電気を使って走ると1km当たり1.9円安い。

https://autoc-one.jp/toyota/prius_phv/newmodel-3175315/0002.htmlより引用

しかし、少し距離のある職場への通勤などで、頻繁にガソリンを給油する必要のある生活でもない限り、実際には60万円の価格差を埋めるにはかなりの期間を要します。

それでも購入後に頻繁にかかるガソリン代がほとんどかからないのは、精神的な負担が全く違うので、物凄いお得感がありますよ!!

プリウスとプリウスPHVの外観が全く違う!

現在のプリウスPHVは、ベースとなった4代目のプリウス50系と全く異なる外観をしています。

このデザイン性も私にとっては大きな魅力で、見た目的にも圧倒的にPHVが魅力的でした!

横並びに段差をつけながら並んでいるLEDヘッドライトは、通常のプリウスとの違いを見せる洗練された外観で、PHVという一歩進んだ技術が詰め込まれた車であることを意識しているようにさえ感じます。

TOYOTA公式HPより引用

さらに、パッと見で通常のプリウスとの違いが分かるので、街中で見かけるプリウスより高価なPHVに乗っている優越感もちょっと味わえるメリットも♪

エコに貢献しつつ、少しだけ優越感も味わえるって蜜の味です。(笑)

プリウスPHVのユーザーとして

実際にプリウスPHVに乗っている私自身のユーザーレポートとして、これまで感じてきた良い点と悪い点をまとめてみます。

プリウスPHVの良い点

1.充電残量を気にしなくてよい(電気がなくなってもガソリンで走れるから)
2.満充電での街のりばかりなら、年間給油回数が0回~2回程度
3.シートとステアリングヒーターが標準装備されている
4.停電時には発電機代わりになる
5.アプリと連携させれば遠隔操作でエアコン操作もできる(初回車検後は有料)

プリウスPHVの悪い点

1.高速道路だとガソリン走行メインになるので燃費性能が悪くなる
2.リアシートを倒すと段差ができる
3.トランクルーム容量が少なすぎる

ざっくり言うと不満があるのは、荷物があまり乗らないのが少し不自由なだけで、後は気になりません!!

普段から大量の荷物を運ぶことはないので、荷物が乗らなくて困ることは滅多にないんですよね…。

そのため、ほとんど不満にならないんです。

芸能人の方もどなたかプリウスPHVに乗ってないかを、芸能人・有名人の愛車が多く紹介されていたサイトでも調べてみましたが、いらっしゃいませんでした。

プリウスPHVは、石原さとみさんがCMキャラクターとして採用されていたので、実際に乗られているのかとも思いましたが、どうやら違うみたいですね。残念!

まとめ

プリウスPHVは通常のプリウスより約60万円ほど高くつくので、購入には少し抵抗があるかもしれません。

しかし、購入後の維持費は圧倒的に安く済むのでお勧めです!!

通常のプリウスとどちらを購入しようか迷っている方は、プリウスを新車で買わずにPHVを新古車で購入することで、60万円の価格差を埋めることができるので是非参考にしてみて下さい!

 

この記事を書いた人

HM
実際にプリウスPHVに乗っているユーザー。PHV歴3年以上。ランクル100も所有する車好き。
車のない日常は考えられない毎日を過ごしてます。