プリウスphvは2011年から発売され、2017年2月にはフルモデルチェンジされました。新型プリウスが新プラットフォーム「TNGA」の採用に伴い、プリウスphvにも採用され、デザインも通常のプリウスよりスポーティーなデザインとなり人気を集めています。
そこで今回はプリウスphvのGRと通常のプリウスphvの違い、プリウスphvの納期、購入時の注意点、さらに、プリウスphv「GR」の試乗レポートをまとめてみましたのでご覧ください。
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プリウスphv「GR-S」とは?プリウスphvとの違いは?
初代プリウスphvはベースモデルはプリウスと共通ですが、電気でモーターを駆動して走ることが出来、プラグインハイブリットの皮切りになった車両とも言えます。
しかし、初代プリウスphvは通常のプリウスと形状は同じだった為あまり売れ行きを伸ばしませんでしたが、新型プリウスphvはデザインを一新し、見事に売れ行きを伸ばしています。
新型プリウスphv発売当初から「GR」シリーズに参入が決まるほど、トヨタの技術を惜しみなく投入したモデルと言えるでしょう。
当初、新型プリウスphvの発売日は当初、2016年8月頃の予定でしたが、2016年、秋、年末、そして2017年2月の発売と延期するほどこだわりを持って発売されたのが分かります。
新型プリウスよりスポーティーに仕上がったフォルムを生かした「GR」モデルが人気ですが、プリウスphv「GR」と通常のプリウスphvとの違いを見てみましょう。
見た目だけじゃない!プリウスphv「GR」の特徴
まず、一番の違いは?と聞かれるとフロントバンパー、リアバンパーの形状が変更になっている点ではないでしょうか?
フロントバンパーは、プリウスphvですと、シャープな印象のフロントフェイスですが、プリウスphv「GR」では大型メッシュロアグリルが採用され、スポーティーな仕上がりになっています。
さりげなく、GRのエンブレムが入っている点も特別感があり、かつ高級感も演出されています。
リアバンパーは、リフレクターをバンパー下左右に持って行き、スポーツカーらしいディフューザーのデザインが採用されており、リアビューもスポーツカーを彷彿させる仕上がりとなっております。
他にもシート生地が「GR」特別仕様の物に変更されていたり、ステアリング、メーター、コンソールボックスまわりなどに「GR」のロゴが入り特別仕様車を演出していますが、一味違う着眼点で見てみましょう。
まず、プリウスphv「GR」の足回りには標準装備でローダウンサスが装着されており、フロント13mmローダウンとなっています。
一見13mmローダウンと聞くだけでは変わり無いように思いますが、タイヤとフェンダーの間が狭くなるほど車はシャープに見える為ドレスアップカーなどでも採用されていますが、本来はこれだけではありません。
13mmローダウンと同時にバネ定数をフロント1.3倍、リア1.5倍にすることでバネを硬くし、ローダウンした時の乗り心地の低下を抑えハンドリング性能、コーナリング性能を向上させています。
見た目もシャープになりますが、プリウスphv「GR」では走りの本質を追及し、よりスポーツ走行を可能にしたカスタムと言えるでしょう。
そして、もう一つポイントなのが、アンダーの補強です。プリウスphv「GR」ではフロア下の補強と空力パーツが装着されています。
フロア下の補強は、主にコーナリングでボディーの捻じれを軽減し、ステアリング性能を向上させたり、空力パーツでは、ボディー下を流れる空力を制御し、車体が浮き上がらず安定しハンドリング性能の向上、コーナリングの食いつきなどを向上させるアイテムです。
通常、アンダーパーツ、空力パーツの装着となると、サーキットで走る車両のパーツとされており、装着となれば数十万はする代物ですのでなかなか手が出るパーツではありません。
しかし、プリウスphv「GR」では補強パーツ、空力パーツが標準装備となっており、走りに拘った仕様と言えますし、メーカーが標準装備するほどの代物ですので、効果、耐久性などお墨付きですので安心です。
気になるプリウスphvとプリウスphv「GR」の差額ですが、45万円となっております。
一見高そうに思いますが、専用前後バンパー、内装の専用装備、ローダウンサス、アンダーの補強、空力パーツを考えるとお値打ち価格ですので、スポーツカー好き、走りが好きな方には選んでも損が無いと思います。
プリウスphv「GR」の納期は?早い?遅い?購入時の注意点もご紹介
見た目以上に豪華な装備のプリウスphv「GR」ですが、新車購入時は納期が気になりますよね。
人気の車種であれば、生産台数も多く納期が速い場合がありますが、それ以上に人気がある場合は納車待ちの状態になる場合があります。
現在プリウスphv「GR」の納期は3カ月待ちが基準となっております。通常のプリウスphvと同様の納期でどちらも人気のある車種と言えるでしょう。流石に納期3カ月待ちとなると車検なども気になる所です。
そこで、納車待ち確定の車両を購入する時の注意点を抑えておきましょう。
納車待ちで気を付けないといけないポイント
まず、真っ先に思いつくのが車検のタイミングで乗り換えるのを想定すると思います。
古くなった車で車検代も高くなり、新車に乗り換えるケースが多く、その上納車待ちとなると計画を持って購入しなければなりません。
車検ギリギリで購入を検討するのではなく、車検満了1年、あるいは半年前から乗り換えの準備をする方がおススメです。
「ギリギリまで乗れるからのらないともったいない」とお思いですが、ギリギリで購入となると値引き交渉もはかどらず、車検満了日より先の納期を伝えられると手の施しようがありません。
まずは、半年前からグレード、装備、予算を明確にし、情報収集と複数ディーラーを巡って値下げ交渉も余裕を持って行える為おススメです。
また、新車購入もいいですが、その期間中古車にも目を光らせるようにしましょう。自分が欲しいグレード、装備、予算がそろう新古車が販売されている場合もありますので是非中古車もチェックしてみてください。
プリウスphv 「GR」試乗で見るポイントはコレ!
プリウスphvの試乗ですが、私はトヨタのホームページから検索して試乗しました。
プリウスphv「GR」となると試乗車も少なく探し回ることになりますが、トヨタのホームページではどの店舗にどのグレードの展示車、試乗車があるのか一発で検索できますので最寄のディーラーを探すことが出来ます。
そして、試乗ですが、1人で試乗に行くのも良いですが、家族が居る場合は一緒に試乗するようにしましょう。
運転する側と、搭乗者のとらえ方は違いますので助手席に座った感じ、リアシートに座った感じなど雰囲気が変わりドライバー以外の意見をとらえやすくおススメです。
また、実際に家族と見る為、家族との購入の交渉もはかどりますので一石二鳥です。
プリウスphv「GR」違い、納期、注意点、試乗レポートまとめ
プリウスphvをよりスポーティーに、快適な走りを追及した「GR」ですが、やはり値段が気になる所だと思います。
通常でも高いプリウスphvですが、車好きには満足できる仕様となっていることは間違い無しです。
納期も未だ3カ月と長い状態が続きますが、新古車購入ですと、納期も短縮出来、新車同様の状態で新車以上に安く購入できる為おススメです。
ただし、数に限りがあるのと、いつ新しく新古車が販売されるか分からない為、毎日のようにチェックしないとダメですが、思う以上に安く買えるケースもありますので是非新古車も視野に入れてみてはいかがでしょうか?
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